About愛媛シルクにできること

愛媛シルクについて

愛媛シルクは、愛媛から世界へつながる持続可能なプラットフォームです

愛媛シルクは、伝統と革新を合言葉に、シルクで地域共創、
ベストプラクティスを創り、未来を創造する持続可能なプラットフォームです

#01

長い年月をかけ紡がれてきた
愛媛のシルク

愛媛が伊予国と呼ばれていた和銅4年、いまから千数百年前頃にはすでに、この地域で養蚕・製糸・絹織りが行われていたという記述が勅撰の歴史書『続日本書紀』にあります。

現代につながる近代養蚕業は明治初期に導入され、長い歴史の中で、確かな技術と品質、四国山脈からの良質な水によって「伊予生糸(いよいと)」は織りなされ、人々のハレの装いに寄り添ってきました。愛媛のシルク産業は、蚕種製造、養蚕、製糸などシルクの全工程を県内連携で実現し、日本の近代化を支える基幹産業として国内のみならず世界を舞台に発展し、歴史を形づくってきたのです。

伊予生糸は平成28年に
地理的表示保護制度(GI制度)に登録されました。

農林水産大臣登録10号、
特定農林水産物等の生産地:愛媛県西予市

#02

シルク産業の衰退と新たな可能性

絹織物の国内需要の減退と外国からの安価な生糸の輸入によって廃業が増加し、この四半世紀で生糸の生産量は約95%減少しました。

昭和初期に約1.6万戸あった愛媛県内の養蚕農家は、2008年には1,021戸、2021年現在11戸と減少の一途を辿っています。養蚕農家の平均年齢は75歳。後継者不足により、口伝えで語り継がれてきた養蚕技術の伝承が途絶えようとしています。一方で、昨今の技術進歩によってシルクは従来の繊維素材のみならず、化粧品、食品、そして医療分野などへの利用方法が研究され、様々な分野への応用が可能な素材として注目を集めています。

#03

未来思考で
シルクを通じた価値を発信

愛媛シルクは、シルクの可能性を探究発信し、人・伝統・環境などの持続可能な共存共栄を生み出すために生まれた愛媛県独自の地域連携プラットフォームです。

シルクの新領域における活用や、未利用資源のアップサイクル、繭の生産から加工・商品開発・製造・販売まで一貫して行う体制の構築など、活動は多岐に及びます。これまで民間だけでは手が出しにくかったシルク産業の課題解決と価値創造を、産学官連携で。地域や分野の垣根を越えたステークホルダーのみなさまと共に推進しています。

参考

愛媛県生涯学習センターデータベース『えひめの記憶』(1)伊予生糸の歩み
https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:1/4/view/734西予市野村シルク博物館館 伊予生糸
https://www.city.seiyo.ehime.jp/miryoku/silkhakubutsukan/index.html絹の歴史散歩・伊予生糸と伊勢神宮(愛媛県農林水産研究所 池上正彦氏)
https://www.pref.ehime.jp/h35118/1707/siteas/11_chishiki/documents/iyokiito.pdf蚕糸・絹業提携支援センター シルクレポートNo.47/No.59
http://silk-teikei.jp/index.htm

愛媛シルクとの連携を
ご検討のみなさまへ

愛媛シルクで未来思考の
地域共創をご一緒しませんか?
ここでは「愛媛シルクにできること」
をまとめています。
みなさまとの連携・協業に挑戦したく、
商品の企画開発、販売、
新規プロジェクトの創出、
イベント企画など様々な可能性を
ぜひお聞かせください。

お問い合わせへ
TOPへ戻る
ページトップへ戻る