About愛媛シルクにできること

シルク産地としての愛媛

シルクの全⼯程を県内連携で実現した
愛媛の⾵⼟をご紹介します

#01

愛媛の風土と地域性

四国の北西部に位置する愛媛県は、穏やかで美しい瀬戸内海に面し、西日本最高峰である石鎚山と四国山脈に囲まれた自然豊かな地域です。
県内は中予、東予、南予と呼ばれる3つのエリアに分かれ、それぞれに異なる経済基盤や産物、歴史を育んできました。

中予

県の中央部にあり、県庁所在地である松山市を中心に、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町からなる地域。道後温泉や松山城などの歴史や文学に関する観光地が多数あり、商業も盛ん。

東予

四国中央市・新居浜市・西条市・今治市・越智郡(上島町)がある。今治市には瀬戸内しまなみ海道があり、200 余りの島々が魅力。造船業や製紙工業、タオル産業でも全国的に有名な地域。

南予

大洲市、八幡浜市、宇和島市、西予市、喜多郡(内子町)、西宇和郡(伊方町)、北宇和郡(鬼北町・松野町)、南宇和郡(愛南町)から構成される。一次産業や伝統工芸で栄えた地域。

#02

愛媛全域でつながるシルク産業

愛媛県は、蚕種製造、養蚕、製糸などシルク産業における全工程の施設を県内に有し、日本のシルク産業を支えてきました。2021 年現在もその施設が県内に現存しており、国内を見てもそうした地域は残りわずかとなっています。

八幡浜市にある、蚕の卵を育てる愛媛蚕種株式会社
http://www.ehime-sanshu.jpは、いまでは西日本唯一の蚕種製造販売会社になりました。大洲市と西予市は、県内を代表する養蚕地です。
※両地域での養蚕の取り組みは、次項目もご覧ください。

生糸を生産する製糸工場は全国に4カ所のみとなりましたが、西予市にある野村シルク博物館はその一つです。

さらに、愛媛シルクの新たな取り組みとして、今治市にシルク原料を水溶液・パウダーに加工する今治シルクファクトリーを設置。松山市に愛媛シルクショールームをオープン、そして松山シルクパークの設立準備を進めています。県内事業者との連携によるシルク商品の開発と販売も進めています。愛媛全域でつながってシルク産業の伝統を育んできた基盤を守りながら、連携の力で新たな価値を創造しています。

#03

愛媛の2大養蚕地をめぐる

西予市野村シルク博物館

明治3年頃、野村地方(現・西予市)で近代養蚕業がはじまりました。
四国山脈から流れ出る河川周辺には桑畑に適した肥沃な土地が多くあり、
収益性の高い養蚕は急速に普及。
野村町はシルクの町として知られるようになりました。

続きは、シルク・マガジンの記事「愛媛の2大養蚕地をめぐる
その1:西予市 野村シルク博物館」をご覧ください。

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目次

  • 町を挙げてシルク文化を継承する西予市
  • 国内に4カ所、日本に唯一残る繰糸場を訪ねて
  • 伊予生糸ができるまで
  • 高く評価されてきた伊予生糸の理由

西予市野村シルク博物館
https://www.city.seiyo.ehime.jp/miryoku/silkhakubutsukan/index.html

大洲市 瀧本養蚕

大洲地方(現大洲市)において、古くからの伝統産業であった養蚕。
「おおず繭」というブランドで大洲ええモンセレクションにも
登録されるなどその品質には定評があり、
現在でも愛媛県内の繭の生産量は大洲市産が約 60%を占めています。
驚くことに、その繭を作っているのは、
大洲市に2戸だけ残る養蚕農家 - 瀧本養蚕さんなのです。

続きは、シルク・マガジンの記事「愛媛の2大養蚕地をめぐる
その2:大洲市 瀧本養蚕」をご覧ください。

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目次

  • 愛媛県内60%の繭生産量を支える瀧本養蚕
  • 寝る時間も削る、養蚕農家の一か月
  • 1500メートルの糸を吐き、繭に

大洲ええもんセレクション(瀧本養蚕のページ)
https://www.ozu-eemon.com/approved-business-operator/takimoto-yousan/

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