About愛媛シルクにできること
愛媛シルクの革新性
愛媛シルクが未来思考で生み出す価値を3つの切り口からご紹介します
About愛媛シルクにできること
愛媛シルクが未来思考で生み出す価値を3つの切り口からご紹介します
#01
多様なコミュニティの創出
愛媛シルクは、産学官連携で地域の人を巻き込み、関わる人全員が自分ごととして
参加できるコミュニティづくりを進めています。
地域バイオコミュニティの形成に向けた挑戦もはじまっています。
愛媛シルクでは、産学官連携のもと、新しい発想で地域や分野の垣根を越えたステークホルダーが連携し、 事業を推進しています。愛媛県内の養蚕業を復興、そして、愛媛シルクを世界へ、次世代へと伝えていくため、伝統的なシルク産業を守りながら、時代に即したシルクの多角的利用について検討を進めています。
愛媛シルクバイオコミュニティは、愛媛シルク協議会の活動から派生誕生した組織です。県内のシルク産業基盤を軸に、愛媛型経済循環モデルを確立し、シルクをバイオ医薬産業分野へと展開。幅広いネットワークで国内外に波及させていくことを目指しています。
内閣府が提唱するバイオ戦略※に基づき公募される地域バイオコミュニティ※の認定に向けても挑戦を進めています。
「2030 年に世界最先端のバイオエコノミー※社会を実現すること」を目標に、持続可能性、循環型社会、健康(ウェルネス)をキーワードに産業界、大学、自治体等の参画も得て推進しているイノベーション戦略
(内閣府webサイトより引用)
バイオテクノロジーや再生可能な生物資源等を利活用し、 持続的で、再生可能性のある循環型の経済社会を拡大させる概念
(内閣府webサイトより引用)
循環型経済社会を実現するために、地域の課題解決に資するバイオ関連事業を推進し、地域の特色を生かした取組を展開・情報発信するコミュニティのこと
(内閣府webサイトより引用)
#02
原料の生産加工・商品の開発製造・
販売・PR まで一貫して行う体制の構築
愛媛県の文化、経済の発展に貢献するため、シルク原料の生産加工・商品の開発製造・
販売・PR まで一貫して行う体制を県内連携で構築しています。
これによって様々な事業者がシルク産業に参画できるようになり、地域共創、雇用
の創出、異業種連携などをさらに促進することを目指しています。
2021年に新設された今治シルクファクトリーは、愛媛県産のシルクから有効成分を抽出し、水溶液・パウダーに加工する工場です。
工場では、シルク繊維の性質を保持した高分子量のまま、シルク水溶液あるいはシルクパウダ一を製造できる機械を導入しました。様々な形状でシルク素材の提供ができるようになり、化粧品や食品、再生医療への活用など、従来以上に多種多様な分野、業界との連携を生み出す基盤づくりに寄与しています。
今治シルクファクトリーは、社会福祉法人来島会https://www.kurushimakai.jpの敷地内に建設され、障害等をお持ちの方々との協働によって運営されています。※来島会との取り組みは「ノウフク(農福連携)」の項目もご覧ください
2021年6月にグランドオープンした愛媛シルクショールームは、愛媛シルクの商品、歴史、ストーリーを体感できるフラッグシップストアです。愛媛シルク商品の展示販売はもちろん、シルクに関する様々な情報を発信したり、ワークショップも開催しています。
愛媛シルクショールームへ松山シルクパークは、スマート養蚕技術を導入し、集約型養蚕を可能にする工場施設です。2021年度の設立予定で構想が進んでいます。
松山シルクパークでは、スマート養蚕・研究開発支援システムにより、通常は5月から10月頃の養蚕の時期につくられていた繭の通年生産が可能になります。また、3齢の蚕を養蚕農家に安価に提供し、養蚕農家が4齢以降の育成に特化できることで養蚕農家の経営改善と作業効率の改善を図るなど、伝統的な養蚕との連携も期待されています。